天壇祇園本店のロイヤルフロアで焼肉コースを食べてきた!

今日は鴨川沿いにある天壇の祇園本店で焼肉コースを食べてきました。

年に一度のお祝いということで、いつもより奮発して、3階のロイヤルフロアという個室で、一番上の「奏コース」をいただいてきました。

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店構えからして「本店」という雰囲気。

大きなビルになっていて、2階が通常のダイニング席、4階が宴会用の広いテーブル席とお座敷席、夏は屋上でバーベキューが楽しめるビアガーデンもあります。

今回予約した3階のロイヤルフロアは全室個室で、テーブル席と掘りごたつのお座敷が選べます。和装のスタッフによる接客で、京都らしさを満喫できるのもポイントです。

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個室内は広々としており、外は見えませんが、ガラスの向こうには庭園風のしつらえがあり、いかにも京都という演出。

接待などで使われる場合や、外国からのお客さんをお迎えするときには喜ばれるだろうなと感じました。

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飲み物を注文した後はコースがスタート。「ムルキムチ」が出てきました。

ムルキムチは、日本では「水キムチ」と呼ばれているキムチで、野菜だけでなく、漬け汁もスープのようにいただけます。

すっきりとした酸味と塩味に、後から感じる辛さが何とも言えません。

本格的なムルキムチを食べたのは初めてでしたが、予想以上のおいしさに言葉を失いました。

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次に出てきたのは前菜の盛り合わせ。

チャンジャと白菜、ナスのキムチに、豆もやしとトマトのナムル、肉刺しがきれいに盛り付けられています。

どのメニューも塩辛さは控えめで、素材のうまみがしっかりと感じられます。

焼肉が出てくる前から満足度は非常に高いです。

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ようやく登場したのが塩焼肉。

厚切り塩上たんと近江牛のシャトーブリアンですが、上の写真はシャトーブリアンのみです。

肉の登場にテンションが上がって、写真を撮る前に焼いてしまいました。

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こちらは焼いた後の厚切り塩上たん。ねぎとレモンで食べます。

シャトーブリアンはわさびを乗せて食べます。

上質な素材の食べ物は、ほんの一口でものすごく満足感があります。

コースの食事が出てきてからは、ほとんど無言のまま、食べることに集中してしまいました。

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塩焼肉を楽しんだ後は「九節板(クジョルパン)」という、韓国の宮廷料理が出てきました。

チャングムの誓いなどでおなじみの宮廷料理で、小さなクレープの上に野菜や卵、肉やシイタケなどを乗せ、巻いたものをタレにつけたいただきます。

クレープや中の具は甘みが強いのですが、酸味のきいたタレをつけることで旨みが大幅にアップします。美しい盛り付けで目もおいしく、口にもおいしい、贅沢な食べ物です。

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次に出てきたのは海鮮。写真に映っているのはホタテだけですが、エビも出てきました。ホタテもエビもプリプリで、肉とはまた違ったジューシーさがあってとてもおいしいです。

塩とレモンで食べますが、そのままでもほんのりと塩味でおいしくいただけました。

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海鮮の後は、神仙炉(シンソルロ)という韓国の宮廷料理のお鍋が出てきました。
しゃぶしゃぶのお鍋のような形の小ぶりの鍋で、真ん中の筒状になったところに炭が入っていて熱を通しているようです。

スタッフの方に取り分けてもらったので普通のお鍋みたいになっていますが、鍋を作るまでの手間暇のかけかたが尋常ではない、下ごしらえに手間のかかる料理のようです。

お肉にえび、野菜のだしがよく出たスープが体にしみわたります。文句なしにおいしいです。

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そして最後のタレのお肉が出てきました。近江牛のロースとカルビに、天壇でしか食べられないミルフィーユロースです。

ミルフィーユロースは表裏を軽く焼いてから天壇特製のタレにつけて、ロースとカルビはタレで食べたり、包み野菜にみそをつけ、巻いて食べたりします。

どのお肉も一口食べるごとにうっとりしてしまうおいしさですが、忘れられないのが何と言ってもミルフィーユロース。薄くスライスしたロースを3枚重ねにしてあるため、タレにつけると余分な脂が落ち、中はジューシーで何とも言えないおいしさです。

スタッフの方に聞くと、ミルフィーユロースだけを食べにロイヤルフロアへ来る人もいるとのこと。その人の気持ちがよくわかります。

見た目には、「これだけ?」と感じる量かもしれませんが、実際に食べてみると、これだけで十二分に満足。食べ物は量ではなく、質なんだなと改めて感じさせられました。

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最後のごはんものは、石焼ビビンバと冷麺、だし茶漬けから選ぶことができます。天壇に来たからには絶対冷麺!と思い、冷麺にしました。

歯ごたえのある麺とすっきりとしたスープ、りんごの甘みがマッチして、いくらでも食べられてしまいそうなくらい、スルスルと入っていきます。

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デザートには抹茶のアイスクリームと熱いお茶が出てきました。

抹茶の渋みがきいた味で、甘いものが苦手な人でも食べやすいです。

口に残った脂っぽさもスッキリと洗い流すことができ、締めの一品にピッタリです。

これでコースは終わりと思いきや、最後にはちょっとした手土産までいただいてビックリ。こちらはコースメニューに書かれていなかったので、サプライズ的でとても嬉しく感じました。

エレベーター前ではスタッフの方が並んでお辞儀でお見送りをしてくださり、最初から最後まで、丁重なもてなしとおいしい料理で心から大満足の時間を過ごすことができました。

決してお安くはなく、頻繁に来られるような値段ではありませんが、また頑張って働いて、自分へのご褒美としてロイヤルフロアでコースを楽しみたい!という気持ちにさせられる、極上のお店でした。

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